茨城県日立市長宛に78653号譲渡のお願いを文書送付いたしました

このたび2006年2月21日に、茨城県日立市長宛にSL78653号の譲渡のお願いを郵送いたしました。

このたびの事は非常に急な事でしたので、日付順に経緯を説明いたします。

 日  付 
2006/01/27茨城県のSLファンより、日立市かみね公園に保管されているSL8620型78653号機が、日立市によって解体撤去されようとしている旨の情報が、当法人ホームページに書き込まれる。
2006/02/05茨城県のSLファンとコンタクトを取り情報収集を開始する。
2006/02/09臨時理事会で協議した結果下記結論に達する。

① このSL8620型78653号機は、かつて五能線を運行していたSLと同型車両である。
② SLは、文化財産であり解体するのは簡単だか、復元するのは非常に困難である。
③ 78653号は、保存状態は外見上錆びているが、重要部品の損傷は少なく、当法人の最終目的である五能線にSLを復活させることへの活用が可能ではないか。
④ 解体の実施日迄に時間がない。
⑤ 早急に現地調査を行い、車両の保存状況が良ければ、当法人で日立市に対し解体前譲渡交渉をする。
2006/02/12保存先を確保するため坂本理事が、株式会社ふかうら開発(ウエスパ椿山)と交渉を開始。
(ふかうら開発は五能線沿線の深浦にある第3セクターです)
2006/02/13ふかうら開発(ウエスパ椿山)より保存先として快諾を頂く。
日立市都市整備課より解体撤去開始が2月27日開始との情報が入る。
解体延期の要請を行うも、「予算執行後につき延期不可能」との回答。
回答を受け、当法人より日立市長宛に解体延期の要請文を発送(当法人への譲渡を前提とした調査検討の為の時間的猶予をお願いする内容)
2006/02/14当法人役員及び移送担当業者・JR職員(プライベートで参加)・現地SLファン等と2月18日及び19日に現地(日立市)での調査を行う事を決定し日立市都市整備課に連絡。
現地調査当日(19日)日立市職員も立ち会う旨の連絡入る。
2006/02/18午後より当法人役員及び移送担当業者・JR職員(プライベートで参加)・現地SLファン等と現地(日立市)での調査開始。
2006/02/19当法人役員及び移送担当業者・JR職員(プライベートで参加)・現地SLファン等と日立市職員も立ち会いのもと引き続き調査。

① 車両状態は外見上は錆びなどがあるが、さほどの損傷ではない。
② 日立市では今まで三回のペンキ塗り等の修繕が行われてきたこと。
③ 部品もそろっており、台枠、テンダー、ボイラーなどかなりの部品が再利用可能と思われる。

以上の事由により、動態化の可能性もあり、また文化財としての保存価値も高いとの結論に達する。
2006/02/20当法人理事会にて、日立市から「一刻も早く結論を、解体工事は27日より開始」との情報により時間的猶予がないため、車両譲渡要請を議決。
2006/02/21当法人より日立市に対して譲渡要請文の送付。

以上、まさにアッと言う間の出来事でしたが、まだまだ移送問題、資金問題など課題は山積みです。

ぜひ皆様の暖かいご協力をお願い申し上げます。